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  • 執筆者の写真islandshinq

目眩(めまい)に刺さない鍼を添えて

めまいが酷く横になるとしばらくは天井が回って気持ち悪くなり、車の運転も出来なくなってしまい、家族とともに来院される。


精神的な疲労が溜まり、その経絡に弱りがでて、反対側の経絡の通る顎には鈍痛を訴えておられる。


横になる事が出来ないので、椅子に座っての施術。

1本目の鍼を肘に添えた時点でめまいの範囲が狭くなり顎の鈍痛軽減。


4回の施術で車の運転が出来る様になり、横になったときのめまいが大幅に改善されました。


再発予防にあと数回の施術が必要だと感じています。



東洋医学では四季ではなく五季、一年の中の春は一日に例えるなら朝。

寒くて全身の代謝が落ちていた冬から氷が溶けるように全身が緩んできて、運動もしやすくなるけど同時に体内に溜め込んだ老廃物もデトックスされる。


春の五臓(内臓)は肝(肝臓と似たようなものだが、東洋医学では肝臓の働きにフォーカスしたものを指す)で、新たな一年の成長スタート、疎泄(循環)、デトックスなどを頑張っている、あまりにもその仕事力が増えすぎるとオーバーヒートした肝の熱は炎のように上に登って、めまいやクシャミ鼻水など上半身に症状を引き起こします。


春はゆっくりスタート、無理せずしっかり睡眠をとり、食べ物を流し込まず良く噛んで食べましょう。

こんな基本的な事で結構楽になるようにカラダには自然の摂理と同調しようとする力が備わっているものですよ。


巷に溢れる流行りの健康法や偏った食事で思考を固くせず、地元の旬の食べ物に感謝して、暖かくなって来た外に出て太陽をしっかり浴びて固まったカラダを溶かしていきましょう。


『呼吸』という字は吐くことから始まります。


大地に素足をつけてぜひ呼吸してみて下さい◎



 







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