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  • 執筆者の写真islandshinq

突発性難聴


突発性難聴



来院中の家族の勧めで、初めての鍼灸。


来られた時は病院で入院しステロイド治療を受けて退院した後、耳介(写真の音符の絵のあるところ)の感覚が弱く右耳は聴力検査で右80 (デシベル )左20。 数値は低い方が良く聴こえるということです。


病院入院治療で右70 左20 に改善。

過去のデータでは、治療開始14日以内に20デシベル以上の改善がない場合は予後不良(治療後の状態が良くない)

で、この方も予後不良に近い状態に該当する。


初めての鍼灸でしたが、耳周辺の鍼の響きに対して何かの流れが戻ってきた感じで気持ちいいとおっしゃる。


その場で耳介の感覚と耳鳴りと聴力が改善、嬉しい事に鍼灸後に外で流れる淡路市のお昼の音楽が右耳でも聞き取れることに気づかれる。


過去にみた突発性難聴の方特有の側頭部の浮腫も改善。


2日後の検査で右28 左20に劇的改善。


その後、病院の薬と鍼灸を継続し1ヶ月で左18 右16。

ここで薬は無くなり鍼灸継続で1ヶ月後左16 右16 で正常値に。


病院で薬を無くしても良いと言われるまで3回の鍼灸施術で改善、東西両医学で予後不良から劇的に改善しました。


その後、他にもある慢性疾患の為施術継続中。


写真2枚目の資料は東京医科大学病院耳鼻咽喉科の論文(突発性難治における聴力改善経過と改善率に関する検討)参照


過去、蓄膿により嗅覚がなくなっていた方が施術途中でお灸の煙の香りを感じるようになったことを思い出しました。


4000年以上も施術と研究がつづけられている鍼灸の力に感動。もっともっと深みを知りたい!

未だ鍼灸を含む東洋医学を知らずに困っている方のところに届け続けます!



2019/06/11

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